【問】改良工事の概要と総事業費は。また、現在の進捗状況は。
【答】平成8年に地域住民の要望を受け、新戸地区から相武台地区までの全体事業延長1460メートルについて、幅員10メートルに拡幅を行うもので、トンネルの改修や橋の架け替え等を進めている。また、総事業費については、平成22年度から27年度までの継続費と30年度までの現継続費を合わせ、約69億4200万円となっている。進捗状況については、27年度にトンネル区間約510メートルの整備が完了し、掘割り区間に架かる3つの橋のうち、1つ目の橋の架け替え工事が、29年中に完了する予定である。工事の進捗率としては、56%となっている。
【問】地域住民への説明状況と全面開通までの間の暫定利用等を含めた今後の取り組みは。
【答】工事説明会等を重ね、地元の方のご理解、ご協力をお願いしながら平成30年度末までに、供用開始を目指している。沿道にお住まいの一部の方にご理解が得られない状況となっていることから、今後、暫定的に車両の相互通行が可能となる方法等も含め、整備手法や開通時期を再検討するとともに、地域住民との合意形成を図った後、工事を実施していきたい。