• 今日23/14
  • 明日27/16
文字サイズ

世界初公開!「はやぶさ2」カプセル早分かり(1)

20/40

神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ
記事本文を読み上げる

リュウグウのサンプルを持ち帰ったカプセルを、世界に先駆け相模原で大公開!
また、「はやぶさ」「はやぶさ2」のカプセル開発に携わり、オーストラリアで回収に当たった、JAXA宇宙科学研究所の山田さんにお話を伺いました。

■カプセルの仕組み
・ヒートシールド…大気圏突入時の高熱からカプセルを守る
・制御回路…パラシュートの開傘や探索用の信号を制御する電子機器
・REMM(再突入飛行計測モジュール)…高速で大気圏に再突入する間の熱データや機体運動に関わるデータを計測
「はやぶさ」(初号機)カプセルにはなかった、将来のミッションに向けた機能
・サンプルコンテナ…小惑星リュウグウのサンプルを格納
・パラシュート
・断熱材

〔ポイント〕
質量:約16kg
直径:約40cm
高さ:約20cm
★初号機カプセルの開発成果を最大限に生かした設計
★カプセル型の再突入機としては、他国の物と比較して小型
★大気圏突入時、カプセルの前面の温度は1万度を超える空気にさらされるが、ヒートシールドの働きで表面は最大3,000度、内部は50度程度に保たれる

2014年の打ち上げから6年。地球から約3億km離れた小惑星リュウグウの探査を終えた「はやぶさ2」は、昨年12月6日にサンプルの入ったカプセルの投下に成功しました。

■さがみんもカプセル回収班に同行!
特別隊員 隊長さがみん
ウーメラ砂漠上空でカプセル探索中のヘリコプターに同乗
「がんばって探すよ!」
カプセルを入れたコンテナを護衛中
「無事にみんなのところに届けるよ!」

■市内でも帰還を応援and帰還後も出迎え!
▽パブリックビューイングでカプセル帰還を見守りました!
昨年12月5日・6日に「はやぶさ2」からカプセルが分離される様子と、カプセルが大気圏に突入する様子を見守るパブリックビューイングを開催。会場では市内外から集まった市民や宇宙ファンが、歓喜の瞬間を共有しました。

▽相模原に帰ってきたカプセルを出迎え!
昨年12月8日、カプセルを乗せたトラックをJAXA津田雄一プロジェクトマネージャ(本市出身)、吉川真ミッションマネージャ、市民らが出迎えました。報道陣から今の気分は?と聞かれた津田さんは「早く中を見たいです」とコメント。

■山田哲哉(やまだてつや)さんにインタビュー
「はやぶさ」「はやぶさ2」カプセル開発担当
JAXA宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系准教授
・プロフィール
東京大学大学院工学系研究科(航空宇宙工学専攻)博士課程修了。
専門は再突入飛翔体システム、飛行力学・熱防御など

▽初心を忘れず、時間と戦い続けながらも隙のない開発・準備
「はやぶさ2」カプセルは、「はやぶさ」の基本設計を大切にしつつ、信頼性を高めたものです。つい手を加えたくなる気持ちを抑え、細心の注意をしながら開発、回収準備を進めました。コロナ禍の影響でギリギリまで気が気ではありませんでしたが、方向探査のリハーサルなどは初号機以上に綿密に行い、「やってないことはない」といえるほどでした。

▽飛行解析、回収・安全化担当として、緊張と忙しさが続く
カプセル回収班では現地本部として、目の回るような忙しさでした。48時間中4時間の睡眠が、本番含めて3回もありました。やれ、カプセルの状態は健全か?着地予想点を問題ない軌道に入れられたか?方向探査結果やヘリが発見した位置データのチェックをせねば、回収時も手順を間違えないように集中せねば…と感慨に浸る余裕は全くありませんでした。それでも、カプセルからの電波を受信した時はほんの一瞬「中身が溶けず今回も帰ってきたんだ。パラシュートも開いたんだ」と涙が込み上げてきました。メンバー全員と応援して下さった方々のおかげで、カプセル回収と成果は今回もやっぱり満点でしょうか。

▽応援してくれる相模原の皆さんに「ワクワク」を届けたい
学生時代から相模原に通い、相模原麻溝公園ふれあい動物広場が気に入っています。気持ちよさそうにするキバタン(オウムの一種)の背中を掻いてあげるのが特に好き。そんな相模原にある宇宙科学研究所。市民の皆さんからミッションのたびに応援されて、こんなに大事にされている研究開発機構って他にあるのか?と、温かさを感じています。これからも、社会に役立つミッションを遂行していきますので、応援をお願いします。

■応援しよう!「はやぶさ2」は新たな旅へ
2026年 小惑星2001 CC21
・珍しい岩石でできている
・太陽系初期の物質があるかも

2031年 小惑星1998 KY26
・直径およそ30m
・一周回転するのに約11分
・約5分おきに昼と夜が交代

高速で通り過ぎながらカメラなどで観測
ランデブー(位置を合わせてとどまること)

地球史の解明や地球への天体衝突回避に役立つと期待できる!

問い合わせ:観光・シティプロモーション課
電話042-707-7045

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル10階
   相模原市
〒252-5277 神奈川県相模原市中央区中央2-11-15

相模原市より市民のみなさまへ大切な情報をいち早くお届けします マイ広報さがみはら

MENU