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広報さがみはら 令和2年7月1日号

眠っている資格を生かしませんか(1)

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神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

■こどもを預かるお仕事inさがみはら
保育の現場では、新たな資格取得者はもちろん、もともと持っていた資格を生かし、再び現場で活躍する人の存在が注目されています。

▽市内で高まる保育需要
働く女性の増加や、子育てのスタイルの変化を背景に、市内の保育所などの利用申請率は過去最大に。ますます必要とされている保育の現場で、個性を生かし、活躍してくれる人材がいま求められています。

13,916人(保育利用申込者数)/31,307人(市内就学前児童数)⇒市内未就学児の44.5%が保育希望
保育希望(利用申請率)は10年前の24.8%から約20ポイント増

▽生かせる資格、選べる保育のスタイル
資格職であることから、ライフサイクルに沿って復職がしやすく、近年注目される「職住近接」もかなえてくれる、実は働きやすい職業でもあるのです。認可保育所、認定こども園など、園の形態も多様化し、それぞれの特色があります。

《Interview》
◆保育の現場も働き方改革!
仕事も育児もこの園で。
24年間で保育現場の形も、働き方も変化しています

▽保育教諭(正社員)吉田めぐみさん
大沢第二幼稚園 認定こども園げんきっこ(緑区大島)
学生時代に幼稚園教諭の免許と保育士資格を取得、幼稚園教諭として新卒で同園に就職。出産を機に一度退職後、10年のブランクを経て、認定こども園(※)となった同園に復職。
※保育園と幼稚園の機能を併せ持つ施設

▽自分では思ってもいなかった復職
幼稚園教諭として就職した頃は、子どもたちの成長に合わせて教育プログラムを組むことにやりがいを感じ仕事に励んでいましたが、4年目で出産を機に退職しました。当時は産休の制度が整っていなかったので、子育てに専念していました。実は自分の子どもたち4人も、この園の卒園生で、末っ子が年少に上がったとき「お母さんは家で内職してる」と先生に話したみたいで(笑)。それがきっかけで園から復職の誘いがありました。保育の仕事は体力もいる仕事。声をかけてもらうまで、復職は考えていなくて、自分にできるのかと不安もありました。だからまずは、2時間のパート勤務から復帰しました。

▽ライフスタイルに合った働き方が可能に
我が子の成長に合わせて勤務時間を6時間まで延ばしました。その4年後、新たにできた3年間の固定給の時短勤務に切り替え、その任期が終わると同時に、正社員になりました。生活スタイルに合わせて徐々に勤務形態を変えることができたので、長く資格を生かす働き方ができています。
就職・退職・子育て・復帰と、一つの園に長く関わっていますが、その間に、産休・育休の制度ができました。私が活用したように、さまざまな雇用形態も整ってきています。私のように、復職しづらいと感じている人にも、今の保育の現場は、かなり柔軟な職場になっていることを伝えたいですね。

《Event》
▽幼稚園・認定こども園の合同就職説明会
日時:8月2日(日)午前10時~午後2時
会場:小田急ホテルセンチュリー相模大野(南区相模大野)
対象:市内の私立幼稚園・認定こども園などに就職を希望する人
※希望者は直接会場へ

問い合わせ:市幼稚園・認定こども園協会
電話042-751-3606

《Interview》
◆復帰後も保育士としてステップアップ!
復職後の今が充実して楽しい!
ますますこの仕事が好きになっています

▽保育教諭(正社員)金子佑美さん
清水こども園(中央区田名)
結婚と2児の出産・育児で5年間保育の現場を離れた後、3年間のパート勤務を経て、現在は正社員として勤務する。

▽子育ての経験から広がった視野
ブランクを経ての復職には不安がありましたが、子育てを経験したことが、仕事に生かせていると感じています。私自身、わが子を別の園に預けて、保育士に助けられながら働いているので、昔より保護者の方の気持ちに寄り添えるようになりました。

▽まだまだ保育士として成長は続く
正社員になってからは、市のステップアップ研修を何度か受講しています。特に障害児保育をテーマにした回は、未経験のことばかりだったので勉強になりました。このような研修は、保育士としてまだ知らないこと、学びたいことに対する気付きがあります。また、他の園の先生たちとも横のつながりができるので、今後もぜひ参加したいと思っています。
復職後はとても充実していて、この仕事がますます好きになっています。もちろん、くたくたになってしまう日もありますが(笑)、それも“心地良い疲れ”というか。子どもたちからは日々生きる力をもらっています。子どもたちと保護者から安心してもらえる保育士を目指して、これからも日々成長していきたいです。

▽保育者ステップアップ研修
教育・保育の充実を図るため、市内全ての保育従事者が参加できる市の研修。キャリアステージに応じた一般研修と、保育実践に特化した専門研修がある。

《Interview》
◆未経験・30代で現場デビュー!
相模原に越してきたから拓けた、保育士の道

▽保育教諭(パートタイム)小野智子さん
南橋本みたけこども園(中央区南橋本)
4年前、夫の転勤を機に市内へ。初めて保育士になったのは、3人の子育てが落ち着いた36歳の頃。元気いっぱいの笑顔をモットーに、週3日のパートとして勤務する。

▽市就職支援センターの手厚いサポート
地方から越してきてすぐ、職を探しに橋本駅前のハローワークに行きました。その隣には保育士専門の窓口(市就職支援センター)が。地方にいる時は、さほど感じていなかったのですが、首都圏では保育士という職業がとりわけ必要とされていることを感じました。
「せっかく取った保育士の資格をいつかは生かしたい」と思っていた私が「パートタイム、週3日、家から近く」と希望を伝えたところ、条件に合う園とのマッチングをその場でしてくれました。その後も見学日の調整や、自分の子どもを保育園に預ける手続きなど、一人では難しく感じる手続きも窓口スタッフの方々が手厚くサポートしてくれました。また一番大きかった、未経験であることへの不安についても、親身な助言で背中を押してもらいました。相談から就業まで4カ月足らず。まさかこんなにスムーズに夢が実現するとは、想像していませんでした。現在は、月・水・金の午前8時半~午後4時半の固定勤務で働いています。

▽憧れの保育士になれた喜びをかみしめて
ずっとなりたかった職業。子どもたちから「せんせい」と呼ばれるたびに、保育士としてしっかりしなきゃなと身が引き締まります。私のようにこれまで経験がなく、資格があっても就職を迷っている人もいると思いますが、一歩を踏み出す勇気を持って、ぜひ飛び込んでほしいと思います。

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問い合わせ:保育課
電話042-769-8341

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