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広報さがみはら 令和2年3月1日号

市収蔵美術品展『さがみはらの文化を支えた日本画家』

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神奈川県相模原市 クリエイティブ・コモンズ

■市収蔵美術品展
日時:3月7日(土)〜29日(日)
相模原市民ギャラリーで開催する展覧会に合わせ、本市の文化振興に影響を与えた日本画家たちを紹介します。この機会に日本画の魅力と、相模原の日本画家たちの活躍をお楽しみください。

◆日本画の巨匠
「岩橋英遠」(1903–1999 北海道出身)
岩橋さんは少年時代を大自然の中で過ごしますが、20歳の時に画家を目指して上京。故郷とはかけ離れた環境に身を置きます。しかし、まったく絵は売れず、苦労を重ねる中で、31歳で入選した展覧会をきっかけに画家としての頭角を現します。その後、東京藝術大学の教授になり、さらには文化勲章や、本市の市民文化表彰を受けた最初の一人となるなど目覚ましい活躍を重ね、日本画の大家への道を進みました。

▽画家仲間がつないだ相模原との縁
都内に住んでいた岩橋さんは、晩年は静かに自然の中で暮らしたいと考えていました。これを聞きつけた画家仲間や相模原の文化人たちは、本市への転居を猛烈にアピール。その熱に押されてか、岩橋さんは60歳を超えてから、雑木林に囲まれた南区の一角に住居兼画室を設け、逝去されるまでの30年間を過ごしました。

▽相模原を彩る緞帳画
市民会館やグリーンホールの緞帳画をご覧になったことはありますか。どちらも富士山や丹沢を背景に、数羽の鶴が優雅に羽ばたく姿が描かれています。ともにホールの開館に合わせて、岩橋さんが原画を描いたものです。

▽「砂丘」(昭和24年)
全8扇(面)でできた左右一対の大屏風です。制作当時は牛の絵しか発表されず、馬の絵は自宅の画室に保管されたまま幻の作品となっていました。数頭の牛・馬が重なり合い、錯覚を起こすような不思議さにとらわれる作品です。今回は「牛」と「馬」を並べて展示します。

相模原の日本画家について詳しくは「もっと知りたい!さがみはらの日本画家」の記事へ

問い合わせ:相模原市民ギャラリー
電話042-776-1262

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